世界保健機関(WHO)との協力強化を盛り込んだザッカーバーグ氏の投稿

「朝日新聞」によると、新型コロナのデマを阻止 SNS各社がWHOと連携表明

新型コロナウイルスにまつわるデマの拡散を防ぐため、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディア各社が世界保健機関(WHO)などとの協力強化に乗り出している。誤った感染情報や治療法、陰謀論が拡散する「インフォデミック」の阻止が狙いだ。

テレビ番組サンデーモーニングのまとめ 

これまで拡散された情報中デマと判明したのは

① 「免疫機能向上」や「ウイルス対策」に-花こう岩から出る放射線が新型コロナウイルスを分解する」

②鼻水とたんが出る場合は新型コロナウイルスでない」との話もあるが、医師は「それこそが初期症状の一つ」と指摘する。

③酒かアルコール予防に効果ある。(イランで、アルコールを摂取すれば新型コロナウイルス感染症の治療の一助になるとうわさされた後、メタノール中毒により27人が死亡した。)

④「二六~二七度の温度でウイルスは死ぬ。お湯を飲めば予防できる」

⑤「マスクの原料と同じ」などとして、トイレットペーパーが品薄になるとの虚偽情報がSNSで出回り、各地のドラッグストアやスーパーに客が殺到した。

⑥夏場になるとウイルスが自然に消える

◆ユニセフが警告「誤情報の流布危険」

 【ニューヨーク=共同】国連児童基金(ユニセフ)は6日、新型コロナウイルスに関し誤った情報が広がっているとして、注意を呼び掛ける声明を出した。例えば最近、インターネットを通じ、ユニセフの情報として「アイスクリームなどの冷たい食べ物を避けると感染しにくくなる」と数カ国語で広まったが「もちろん全くのうそ」とした。

 「衣服を日なたに干せばウイルスは死滅する」という誤情報もあった。ユニセフは「不正確な情報を広めたり、信頼できる人の名前を悪用して誤情報を権威付けしようとしたりするのは危険だ」と強調。誤情報の流布をやめるよう求めた。